2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

丹後半島その5

猛寒波。豪雪。 三日間雪が降り続いている。 もう節分が近いなぁ…。 メディチ家はイタリアの歴史に十三世紀に登場する。 メディチはイタリア語で“医者”を意味し、先祖が薬種業を営んでいたという説もあるが、確証はないという。

丹後半島その4

今日も凍てつくような寒さだった。 肌を刺すような冷たい風。 ずっとずっと寒い日ばかりが続くこの冬。 丹後半島、僕はこの土地が好き。 いつしか、この土地は僕の心の拠り所となってしまった。 静かで、時が止まったような空間。 ヴェッキオ宮は、一四世紀…

丹後半島その3

今日はまた強い寒波が襲来した。 寒い。 暖房を入れても、あまり効かない。調子わるくて。 すき間風が下半身を襲う。 窓の外は、びゅーびゅーと寒風が吹き荒れている。 トスカーナ大公フランチェスコ一世の娘マリア、フランス名マリー・ド・メディシス。一六…

丹後半島その2

丹後半島、ここから海沿いをずうっと行けば、『浦島太郎』の昔話のある伊根町に出る。 この場所からだと…、40分か、50分か…。この小さな港は“砂方”という漁村の港だろうと思う。どう読むのか“すながた”と読むのか…。 この辺りの地形は、おそらく『海岸段…

丹後半島

初めてこの場所を訪れたのは、たしか大学生の時だったと思う。 もう何年前になるのか。 車で友人と来たのだった。天橋立からずっと海岸沿いを来たと思う。 同じ日本海なのに、ここだけはまったく違う海に見える。 時が止まったように静かで。まったく違う時…

寒い

寒い日がずっと続く。今日もほんとに寒かった。 用あって鳥取に出向いた。 こんな至近距離でかもめの群れが撮れるなんて。 寒くないんだろうか。冬になるといつも群れている。 ここは鳥取県福部町にある岩戸の浜。 砂浜の向こうに見える小山の向こうが鳥取砂…

やっと休みだ

やっとあした休みだ。うれしい。 休みの前の日の、仕事が終わった時がいちばんうれしい。 先週の休みはどうだったのだろう…。 一瞬忘れたけど、思い出した。そうだ、送別会があったんだ。 なんか、長い一週間だったような気がする。 アイスクリーム。こんな…

猫崎半島

向こうに見えるのは猫崎半島。 猫が背中を丸めて伏せているように見えるのでこう呼ばれるらしい。 確かに、そのようである。 ここは竹野。冬となれば波がたって。 ふだん、ここは、ほんとに静かな浜辺。 ほんとに猫みたいだなあ…。 十六世紀半ば、フィレンツ…

めまぐるしく

一時は経済大国と言われた日本も中国に抜かれ…。 だいたい国土が狭いうえに資源の乏しい日本は無理がある。 かつては大陸と地続きだった日本。 日本人が中国人や朝鮮人と似てるのも無理もない。 似てるというよりも、もともと同じ種族なのだから。 日本が大…

やっぱり疲れる

自己中心的な人、自分の思うようにならないと(周りが動いてくれないと)気が済まない人ってどんな育ち方をしたんだろう。 “一人っ子なんだ…”なんてそんな話をしながら昼間の従業員が帰ってから三人かたまって井戸端会議。 最近は機嫌がいいが、またいつか爆弾…

城崎マリンワールド

子供の頃家族で日和山(ひよりやま)に来たことがある。 確か、小学校6年の時だったか。 その時は“マリンワールド”という名前ではなく日和山公園だったか、日和山遊園だったか、そんなような名前だったと思う。 こんなイルカの像もなかったと思う。 冬となれ…

但馬の漁港、津居山港

今は松葉ガニの最盛期。 但馬の主な漁港はこの津居山を含め、柴山、香住、浜坂などがある。 ここで捕れた松葉ガニは各但馬地域の水産業者やスーパー、城崎の温泉旅館などに出回る。あとは京阪神地域にも出荷されるのだろうか。 津居山港は完全なる海にある港…

かぼちゃ

かぼちゃは、甘いところがさつま芋や栗にちょっと似てるんだろうか? かぼちゃコロッケにかぼちゃスープにかぼちゃ入りのシチュー、すごくおいしい…。好き。 かぼちゃだけあったとしても、ずうっと永遠に食べてしまいそうだ。 でもそのかぼちゃが嫌いな人も…

魚はとくに好き。 子供の頃から海の近くで育ったせいもあるからかもしれない。 いつも潮の香りと加工場で焼く焼き魚の匂いが漂っていたような気がする。 まぐろ…。 まぐろは日本では最も親しまれている魚なのかもしれない。 でも自分にとってはよそ者になっ…

寒さは過ぎて

寒波は峠を越えたという。 確かにいくぶんか風雪はやわらいだ。 でも海は今日も荒れ…。 昨日以上に荒れているようにも見えた。 夏と冬のふたつの顔を見せる日本海。 夏の日本海は仮の姿。 荒れ狂う冬の姿が日本海の実態なんだろう。 雪を魔物と呼ぶか、妖精…

激寒

天気予報の言った通り強烈な寒波が襲来し。 今日一日冷凍庫の中にいるようだった。 野も、山も、川も。 海に行ってみた。 荒れてる。 今日はふつうの荒れ方じゃない。 すべてを討ち砕いてくれ。 風雪で視界が霞み。 寒風吹き荒れる日本海を見ていると、越後…

明日はまた暴風雪

明日、また暴風雪になるみこみ。天気予報がそう言っていた。 案の如く夕方から吹雪になった。 今、こうして文字を打ち込んでいても冷気が足元を襲う。 冷凍庫のなかで必死に暖房と電気ストーブをつけて空気を暖めているといった感じ。 でもいまいち暖まらな…

寒波は少しゆるみ

昨日よりは少し冬型の天候はゆるんだとみえる。しかしまた明日から冬型が強まり、日曜日は吹雪になるようだ。 今日は売り場がどれだけ規定通りに出来ているかの厳しい検査があったわけで。 結果は我が店がナンバーワン。全店最高得点。とりあえず、ほめられ…

昨日よりさらに

一夜明けてさらに吹雪となり、海も昨日以上に荒れて…。 これが日本海というものだ。 謙信は春日山城に帰還したときはいつも日本海を眺めていたはず…。 その同じ日本海をすぐに目にすることができるのがうれしい…。

再び寒波

今日一日の海の表情を撮ってみた。 これが本来の日本海の姿なのかもしれない。 夏の日本海はこの上なくおだやかな表情を見せてくれる。 でも僕はこの鉛色の空の下で荒れ狂う冬の日本海が好き。 これでもまだすこしやさしいほうだと思う。 これは鳥取砂丘付近…

過去との対比

年末のような強い寒波は訪れていないが、以来寒い日がずっと続いている。 強烈な寒波が襲来して雪が降り続いている時、暖房をいれ、なおかつ電気ストーブをつけても、冷気が襲って来てじわじわと体が冷えてしまう自分の部屋。暖房はほこりがたまっていて調子…

憧れの街

毎日精一杯仕事はしてる。 なのに正論をあたりまえのように押しつける人の気が知れない。 まったく…。 憧れの街って、どれだけあるんんだろう…。 イタリア、フィレンツェ。 行ってみたい、行ってみたいって思いながら10年ぐらいが経つ。 日本の京都は3時…

雪の前触れ

思った通り、一夜明けるとまた荒れた表情を見せ始めた。 明日は少し寒くなるとみえる。 夜になって風がきつくなってきた。しだいに雪がまじりはじめて。 またしても、今日の気分と海の色はいっしょ。 15世紀のイタリア、フィレンツェ。メディチ家はロレン…

微笑み

今日の海は青く、久しぶりにほほ笑んでくれた。 何かやさしさを感じる。空が青いとこんなにも海が青い。 偶然なのか、今日の気分と海の色は同じ。 でもこんな顔を見せてくれるのはつかの間、何日かすればまた鉛色の空の下で牙をむくだろう。 “ロレンツォ豪華…

雪化粧

また、雪が降って来た。 今日は七草粥を食べた。古くからのならわし。 冬のはじめに生まれたせいなのか、冬には愛着がある。冬が好きなんて変わってるかもしれない。 でも、真っ白な世界が、静かで、この上なく美しくて、すべての喧噪をかき消してくれるよう…

居組の港

自分の中では新温泉町居組とするよりは、旧浜坂町居組としたほうが範囲がせまく、位置がわかりやすい。 この居組は旧浜坂町のいちばん西に位置し、鳥取県境に接する。 現在の居組港は昭和二十六年から二十八年までの三カ年計画で着工された。 むかし地元では…

あじわら散策

あじわらとは、我が町を流れる味原川(あじわらがわ)のわきの散歩道のこと。 “味原川周辺の景観形成プロジェクト”のため、自分が子供の頃とはかなり様変わりしてしまった。 子供の頃、この周辺で毎日のようにザリガニ捕りをしていたものだ。 川底は掘り起こさ…

パンドラの箱

こうやって日一日と、かけがえのないその日その瞬間が過ぎて行く。そして一年、二年、十年、百年…と時間が経過し、この瞬間から遠のいて行けば行くほど確かにあったその日その瞬間は幻と化して行く。 想像もつかないほどの遠い過去を、今現時点のこととして…

2011年1月3日

“ 松葉がに”とは、この山陰地方の呼び名で越前地方になると“ 越前がに”と呼び名が変わる。 正式名称は“ずわいがに”のようだ。 かには僕の大好物。見ると、食べないと気が済まない。かにだけではなく、魚介類はとくに好き。 海の近くに住んでいて、魚介類があ…

2011年1月2日

きのうまでの寒さも少しやわらぎ、海におもむいてみた。 少し晴れ間をのぞかせていた。 この突堤、波によって岸から離されてしまっているが、通常は突堤の根元まで砂浜がおおっている。 突堤の向こう側は川が流れている。台風の時や、冬の間海がしける時はい…