寒波は少しゆるみ

昨日よりは少し冬型の天候はゆるんだとみえる。しかしまた明日から冬型が強まり、日曜日は吹雪になるようだ。
今日は売り場がどれだけ規定通りに出来ているかの厳しい検査があったわけで。
結果は我が店がナンバーワン。全店最高得点。とりあえず、ほめられた。俺のおかげだ…なんて。
今日のために一週間ほど前から毎日必死で夜間をがんばった。
俺のおかげ…いや半分は店長の強硬政治があるからであり。
今日は気分がいい。ナンバーワンなんて誇らしい気分。
でもまた明日から戦いが始まる…。


クレメンス七世。かつて教皇に選出された人びとの中で最も端正な一人であったという。
一五一九年以降、クレメンス七世はフィレンツェを統治する役目についた。
彼はこの都市を愛し、一族の権力基盤を広げるのに腐心し、いかにしてフィレンツェはさまざまな争いの種を避けるべきかについて助言を求めたという…。
クレメンスとは“慈悲深い”の意である…。
クレメンスの時代、ハプスブルク家のカールがスペイン国王に即位し、フランス王フランソワ一世との間で、イタリアの領土獲得の戦争は熾烈であった。
一五二九年十月から一五三〇年八月までフィレンツェは皇帝軍に包囲されていた。
一五三〇年、この年日本では謙信が生まれていた。幼名虎千代。
クレメンス七世、似ているところはないかもしれない。でもどことなく共通点があるような気がして謙信が脳裏に浮かんでしまう。
新たなるメディチ家のヒーローとしてクレメンスに注目してみたいと思う。
クレメンスの生きた激動のフィレンツェの時代をもっと追ってみたいと思った。