すこし怒られた。やっぱり俺は欠けたところがあるし、責任感が薄いんだと思った。この怒られ方だったらまだやさしいほうだと思った。ほかの店長なら、発狂してたかもしれない。幼いまま大人になってしまってはずかしい。そばにいた女の子はよくフォローして…

まったくこいつ早くどこかへ飛んでくれないかなあと思う。うっとおしい。えらそうに言いやがって。俺がケンカ強かったらこてんぱんにやってやるのに。ケンカ弱いのが悲しい。

この店長、自分より年は下だけど、目上の人には敬語を使うっていうルールはどうやら通じないようだ。なんていうか、社会規範を忠実に守る人と、そうではない人に分かれる。この店長は後者で、今まで自分は社会規範を守ってくれるやさしい人に甘んじて甘えて…

毎日が怒濤のように過ぎて行く。自分の時間、好きなことができる時間はあっという間に終わってしまう。帰宅して寝るまでの２時間ほどが自分の楽しみの時間で。その楽しみのためにがんばってるって感じ。でももっと自分の時間がほしい。

新しい店長になってから７日目が終わった。年はたぶん自分より５歳ほど下だと思う。身長もそこそこ高く、顔はコワモテだ。見た目がそんなだから威圧感がある。顔だけ見ればビビってしまう。自分より年下のやつにビビってるのはなさけないんだけど…。ほんとう…

たったひとりで、風に吹かれながらがんばってるんです。

いかつい風貌。正論をあたりまえに押しつけるむちゃな性格。もう終わったかと思った。一瞬あたまのなかが真っ白になった。５歳ほど？も年下なのに、○○君……なんて言われたら、かなり………へこむ。なんともいえない気分になる。それと常務が来ていて、プレッシャ…

いよいよあしたとなってしまった。あしたというか午前１２時をまわってしまったから今日だ。 これまで、何回か少しはしゃべったことのある人だが、いっしょに仕事はしたことがない。見た目は少しこわい感じだが、しゃべってみるとそうでもなくて適度におもし…