2012-01-01から1年間の記事一覧

4月18日、晴れ

桜咲くひと時も終盤にさしかかるこの日4月18日、晴れ。 この日一日の僕が追った風景を載せます。 僕は京都府民ではありませんが、 となりの県でもあり、 また同じ山陰地方でもあり、 同じ山陰海岸ジオパーク内に住む人間として、 僕の好きな土地、丹後半…

天橋立

天橋立が見えるこんな場所に国分寺が建っていたなんて素敵じゃないですか。 その当時はどんな光景だったんでしょう…。 国分寺というのは七四一年(天平一三)聖武天皇の発願により国ごとに設けられた僧寺で、 護国経典の一つ「金光明最勝王経」に依拠して設立…

五色浜

少しまえに、秘密にしておくと言いましたが、 その浜辺を公開します。 五色浜(ごしきはま)です。 夕日ヶ浦から網野に向かう海沿いの道の途中にあります。 五色浜の標識があって、そこから小道を海へ下って行くと、 とっても静かな磯が広がっています。 なん…

子午線公園

網野から磯に向かう途中に、こんな公園がありました。 “子午線公園” 日本最北端の子午線塔です。 日本標準時子午線は、日本における時刻の標準、すなわち 日本標準時を定めるための子午線で、東経135度の経線です。 日本では日本海に面した京都府京丹後市…

夕日ヶ浦の青い海

山で育った人は海に憧れ、 海で育った人は山に憧れると、 子供の頃たしか親が言っていたと思う。 ないもの欲しさでしょうか。 でも、海で育ってもやっぱり海に憧れるし海が好き。 こんな青い海を見ていたら、 夏がもうすぐそこって感じがする。 気持ちが季節…

ある枯れた松の下に

目の前、岬の先端に浮かぶのは城島です。 いつも目につくのですが、 ここから少し海の方へ歩み寄ってみると二本松の木が立っていて、 その一方がこうして枯れているのです。 場所は砂方の手前。 すでに生命はなくただ立っているだけなのか、 まだ生命を宿し…

久僧海岸の奇岩

今日は丹後半島北部、丹後町久僧(きゅうそう)の海岸を眺めてみます。 久僧の東隣は中浜でこれはその中浜の漁港です。 中浜の漁港の端っこから磯伝いに久僧の海岸にかけて道路が設けられています。 そこをぐるっと走って行くところです。 右に何か岩場が見え…

ある風景を見て

銚子山古墳に上って行く時、 小屋の屋根の上に木が立っているところから ふと視線を90度左に向けてそこに広がる風景を見ると、 ここでまたはっと思い当った。 そんな遠い過去じゃなくて、 5年以内だろうか、 夢の中で見た風景の一コマとピントが合うこと…

岡古墳

離湖のほとりにこのような古墳があります。 この石組は横穴式石室と呼ばれます。 看板にもありますように、もともとはここから200メートル北西にあったのですが、 昭和42年にこの場所に移築したということです。 また横穴式石室というのは古墳埋葬施設…

離湖

ここは網野町の東の外れにある離湖(はなれこ)。 琴引浜の南側になる。 この時はちょうど桜が満開の時だった。 離湖は面積389㎡、最大水深7mの京都府下最大の淡水湖です。 かつては日本海とつながっていた湾の一部でしたが、その後、八丁浜(はっちょうは…

海の近くに咲く桜

磯を通り抜けて海辺の道を進んで行くと、 夕日ヶ浦にたどり着く。 その道中はずっと沿道に桜が咲いていて、 春の陽に照らされたその光景は、 まるで竜宮城へつづく道のようにも思えた。 途中、ある浜辺に下りる道のわきに咲く二本の桜が印象的だったから写し…

丹後半島、磯

この日、午後から晴れてくれた。 待ちわびた。 やっぱり晴れた空と青い海が好き。 ここは網野町磯。 網野の港から海沿いの道を走って行くと、 この集落に行きつく。 初めて観る光景っていつでも感動は大きい。 未知の世界の扉が開かれた瞬間。 向こうにうっ…

丹後半島、産土山古墳

自宅から間人までは、2時間もあれば来れてしまう。2時間かからないかもしれない。 今までただ丹後という土地の景観だけに見惚れてたけど、 景観だけでなく、自然、地質、歴史、伝説と、総合的に見てみると実に興味が湧いてくる。 きのうは天気予報では午後…

仕事の帰りに桜を眺めて

今日は早く仕事をあがれたから、 海が見たくて岡見公園に上がってみた。 気分すっきり、仕事なんてくそくらえだ。 歳をとってもいいから早く引退したい。 突き出している防波堤には釣り人がたくさんいた。 自分が立っている場所にもその釣り人の車がずらりと…

ある旅館の別館から

大飯原発再稼働について、 福島第一原発事故の原因究明が途上のまま“見切り発車”する政府に対して、 関電の筆頭株主である大阪市の橋本徹市長は 「民主党政権を倒すしかない」 との発言。 今まで過激な発言が多くて自分は橋本市長を敬遠してたけど、 この発言…

網野町のさつま芋畑

この間ニュースで、福井県の大飯原発で去年の東日本大震災の時のような事故が 起きた場合の放射性物質の飛散警戒区域半径100キロ圏内の地図表示が出されていて、 それを見ると自分の街は辛うじてその100キロ圏内から外れたぐらいだったから、 全く安心…

ハマナスの石碑

“ハマナス”といえば、自分の中ではまず映画『トラック野郎・御意見無用』の中で、 中島ゆたかが「今頃は、ハマナスがきれいでしょうね…」と言って、 そのあと菅原文太がとりつかれたように「ハマナス…ハマナスか…」って、 つぶやいてたシーンが頭に浮かぶ。 …

国道に咲く黄色い花

国道178号線、丹後町此代(このしろ)を少し過ぎたところの道路わきに、 黄色い花が咲いていたので撮ってみた。 黄色っていう色は目立つ。 心にとまって見逃さずにはいられなかったから。

いつか来た浜辺

Country roads,take me homeTo the place I belongWest Virginia Mountain MammaTake me home,country road‥‥ ♪カントリーロード 〜 オリビアニュートンジョン 〜 何年前だったかな、 たしか、8月の終わりだったような気がする…。 ある友人とここに泳ぎに来…

丹後半島のサル

今日はサルを撮影することが出来たので載せてみた。 場所は丹後町袖志(そでし)を過ぎて経ヶ岬展望台の駐車場に向かう途中の道端。 この辺から舟屋のある伊根湾にかけてがサルの生息域のようだ。 でも実際どのくらいの範囲なのかは知らない。 これは自分の経…

丹後半島、神明山古墳

ここは、丹後半島を北の日本海に注ぐ竹野川の下流域、京丹後市丹後町宮。 前方に見えるのが宮の集落です。 その背後に全長190メートルほどもある神明山(しんめいやま)古墳という巨大な前方後円墳があるんです。 少しこんもりした丘がそうです。 先にメイ…

今日の丹後の海

同じ所から写しても、 その日その日違った顔を見せてくれるように思う。 雲の形にしても同じものはないし。 この先も、どんな空の顔を見せてくれるのか、 そしてどんな海の顔を見せてくれるのかって思う。 ここから眺めて。 誰がこんなことをしたんだろう、 …

丹後町、大成古墳群

国道178号線、間人を過ぎて竹野の集落に入る直前に左手の小高い丘に入って行く道があります。 注意しておかないとうっかり通り過ぎてしまいそうです。 その丘を上って視界が開けると、横穴式石室の大成(おおなる)古墳群があります。 大成7号墳、8号墳、…

暴風の翌日に

今日の海は大荒れ。 立岩も何度も何度も背後からぶち当たる波をうけていた。 きのうよりやや風がおさまったようだけど、それでもかなりの強風。 辺りがほんのすこし白く霞んでいるのは風に飛ばされていく波しぶきだと思う。 天気予報は台風並みに発達した低…

伊根の舟屋

舟屋風景は、佐渡・能登・若狭・山陰・伊豆地方にも散見するようですが、 丹後半島の北東部、京都府与謝郡伊根町にある舟屋は延々四キロにも亘って集まっています。 昔は今のような瓦葺きではなく、茅葺きの屋根だったそうです。 舟屋は伊根湾の海面すれすれ…

伊根の舟屋めざして

これまで丹後半島の記事をいくつか載せて来ましたが、 ここで伊根の舟屋を目指してみましょうか。これは京都府京丹後市久美浜地区にある国道178号線の標識。 丹後半島一周はここから始まります。 この橋を渡ってすぐ左折します。 まちがって真っすぐ行っ…

丹後、平

国道178号線、犬ヶ岬トンネルを越えてしばらく行くと、宇川河口付近の山すそにある この平(へい)という集落は、平家落人部落に由来する集落名であるらしいです。 伝承によれば、平氏の天下となった永万元年(一一六五)、 平重盛が父清盛より丹後国を与えら…

間人

国道178号線を左に折れて、 間人の集落に入って行くところです。 集落とその端に城島が見えて来ました。 爽快に晴れていればもっときれいなんでしょうけど、 この日も曇っていてくやしいです。 でもこの丹後という土地はどんな天候でもよく似合う土地柄な…

網野町、島児神社

網野の港のすぐ近くの道路わきに、 こんな小屋が放置されていたので撮ってみました。 目についたもの、気になるものはこうやって残しておこうかと…。 でも、現在使用されているのでしょうか。 放置されたままで、少々荒れている感じです。 もとからここにあ…

山陰海岸ジオパーク

ジオパーク(geopark)とは、地球科学的に見て重要な自然遺産を含む、 自然を親しむための公園のことです。 日本ジオパーク委員会では「大地の公園」という言葉を使っています。 前方に見える小島は丹後町間人にある城島です。 戦国時代に城があったのでこう呼…