丹後半島、産土山古墳

自宅から間人までは、2時間もあれば来れてしまう。2時間かからないかもしれない。
今までただ丹後という土地の景観だけに見惚れてたけど、
景観だけでなく、自然、地質、歴史、伝説と、総合的に見てみると実に興味が湧いてくる。


きのうは天気予報では午後から晴れると予報が出ていたが、
ちょうどこれがお昼ぐらいで、ほんとに晴れるのか少し心配したが、
この後予報通り晴れることになる。


丹後町竹野川河口の古墳密集地帯。
神明山古墳、大成古墳群とともにもうひとつ気になっていた古墳を探し当てることが出来た。
産土山(うぶすなやま)古墳は神明山古墳に近い竹野の集落の南西の丘陵上に築造された
古墳時代中期の首長墳です。
この古墳は直径54メートルの円墳で、
葺石、円筒埴輪を有しています。



国道178号線のわきにあるこんもりした小さな丘なんです。
となりには学校なんでしょうか…、が、あります。
ここから登って。




墳頂部には少々荒れ気味の小さな社がありました。



そこからふり返って見たところです。
目の前の丘がこの前紹介した大成古墳群のある大成台地。
右に見える集落は竹野。
真下に走る道が国道178号線。



しかしこの後、画面の左のほうで見えないですが、大成台地の山すそに畑があって、
“キーキー”動物の叫び声がするからもしやと思って目を向けるとサル。。
今まで自分の経験では伊根湾周辺から経ヶ岬周辺の間しか目撃することはなかったのに、
ここで見るのは初めて。
ここから間人までは車で5分もかからない。
いったい丹後半島のサルはどのくらいの範囲が活動域なのか、
そしてどのくらいの群れがいるのか。
もともと自然が好きだったから、丹後半島サル研究員にでもなろうか…。