ある枯れた松の下に

目の前、岬の先端に浮かぶのは城島です。



いつも目につくのですが、
ここから少し海の方へ歩み寄ってみると二本松の木が立っていて、
その一方がこうして枯れているのです。
場所は砂方の手前。



すでに生命はなくただ立っているだけなのか、
まだ生命を宿しているのか、それはわかりません。
でも葉っぱはひとつもありません。



そしてこれは傍らにあるもう一方の松です。
こちらは青い尖った葉っぱを茂らせています。
松の背後に見えるのは城島です。



松の木の横の小道を下って行って岩場に出たところです。
層が斜めに傾いています。
太古の昔にマグマが冷え固まった当時そのものです。



少し前に出て見ると、
きれいにまっすぐに岩が裂けているのを見つけました。
これどう見ても人為的なものにしか見えないのですが…。
昔、ここは船着き場だったのでしょうか。
長い時間をかけて岩を削っていったように見えます。
くわしいことは調べてませんのでなんともいえませんが…。



上から見たところです。
この亀裂、自然に出来た地形なんでしょうか。



先ほどの松です。
葉を茂らせた方の松は海の方へ倒れかかっています。
同じところいても、たどる道はみな違うということです。



青い海に乾杯。