山陰海岸ジオパーク

ジオパーク(geopark)とは、地球科学的に見て重要な自然遺産を含む、
自然を親しむための公園のことです。
日本ジオパーク委員会では「大地の公園」という言葉を使っています。


前方に見える小島は丹後町間人にある城島です。
戦国時代に城があったのでこう呼ばれるようです。



そして地球科学的に見て重要な特徴を複数有するだけでなく、
その他の自然遺産や文化遺産を有する地域が、
それらの様々な遺産を有機的に結び付けて保全や教育、
ツーリズムに利用しながら地域の持続的な経済発展を目指す仕組みです。


写真は間人に向かう途中の国道178号線から網野町の方面を眺めたところです。



2004年に国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の支援により、
世界ジオパークネットワーク(GGN)が発足、
ジオパークを審査して認証する仕組みが作り上げられました。
ジオパークの活動はヨーロッパで始まり、
そこと中国に多くのGGN加盟ジオパークがあります。


下の写真の海岸付近に立っている岩は“屏風岩”と呼ばれます。
屏風を立てたようなのでこう呼ばれるようです。



山陰海岸ジオパークは、鳥取県兵庫県京都府にまたがる山陰海岸国立公園を中心とした
日本のジオパークです。山陰海岸に存在する地質遺産を保護・研究・ジオツーリズムに活用し、
教育や地域社会に貢献することを目的としています。
2010年に世界ジオパークネットワークへの加盟が認定されました。


写真の前方に見える島々は“丹後松島”と呼ばれるところです。
国道178号線犬ヶ岬トンネル付近から眺めたところです。



丹後松島に近づいてみました。




これは少し前に紹介しました“立岩”です。



最後は丹後町にある道の駅『てんきてんき丹後』です。
中は土産物店やレストラン、山陰海岸ジオパークの写真展があります。