明日はまた暴風雪

明日、また暴風雪になるみこみ。天気予報がそう言っていた。
案の如く夕方から吹雪になった。
今、こうして文字を打ち込んでいても冷気が足元を襲う。
冷凍庫のなかで必死に暖房と電気ストーブをつけて空気を暖めているといった感じ。
でもいまいち暖まらない。やはり暖房の調子が悪いようだ。
風雪がひゅーひゅー音をたてて窓をたたく。


“今年の冬は暖冬の大雪だそうだ…”会社のある人がそう言っていた。
どういう意味なのか…?
ここまで、この冬は暖冬とは言えない。十分に寒い。
今、窓の外を見てみた。たいへんな猛吹雪だ。ハンパじゃない。

ここは、自分が子供の頃、砂浜だった。
今はこうしてコンクリートで固められた人工的な岸壁になっているが…。
あの頃ここでハマグリが採れたものだ。
水面が顔のあごぐらいのところで、足のつま先にこつんと当ると、もぐって採ったものだ。

4ビーチ…。
突堤の向こうにある砂浜が浜坂県民サンビーチ。
“サン”は太陽のサン。それを数字の3と思いこんで、小学校の頃誰もが突堤よりこちら側の砂浜を4ビーチと呼んでいた。おかしな話しだ。
というわけでその当時ここは海の上。この港は新しく出来た港。

ローマ劫略。
イタリア史の転換点となったローマ劫略の原因は、教皇クレメンス七世のコニャック同盟加盟にあった。
一五二七年五月六日ローマは皇帝軍によって攻撃され、占領された。
そして一五二八年二月まで占拠し続け、散々荒らしまわり、略奪し、富を吸い上げて都市を去ったのであった。

謙信が生まれる二年前のヨーロッパ、イタリアでの出来事であった。