パンドラの箱

こうやって日一日と、かけがえのないその日その瞬間が過ぎて行く。そして一年、二年、十年、百年…と時間が経過し、この瞬間から遠のいて行けば行くほど確かにあったその日その瞬間は幻と化して行く。
想像もつかないほどの遠い過去を、今現時点のこととして考えてみたい。そう思う…。
よく、歌の中で使われる“パンドラの箱”とはいったい何なのかと、いつも思ってた。パンドラとは、ギリシア神話で最初に神が作った女性の名で、パンドラの箱は、神が、すべての悪・災いを詰めてパンドラに渡した箱…であるという。開けてはいけない箱なんだろう…。