再び寒波
今日一日の海の表情を撮ってみた。
これが本来の日本海の姿なのかもしれない。
夏の日本海はこの上なくおだやかな表情を見せてくれる。
でも僕はこの鉛色の空の下で荒れ狂う冬の日本海が好き。
これは鳥取砂丘付近の海岸。同じ日本海でも但馬と因幡とでは風景が一変する。
広く広くどこまでも続く砂浜…。
そんなふうに見えてしまうこの因幡の地の日本海。
これは鳥取県岩美町の羽尾(はねお)海岸。
波が幾重にも重なって押し寄せて。
但馬の海にもどって来ると、砂浜は少なくなり、こういうごつごつとした奇岩が多く現れるようになる。
この一帯は、とくにうねりがすさまじい。
16世紀、イタリア。フランスとスペインの覇権争いがイタリアを戦場化した。
そんな激動の時代をミケランジェロは生きた。