夕日ヶ浦

今日からしばらく丹後半島の記事を載せて行きます…。


夕日ヶ浦温泉は、
京都府京丹後市網野町にある温泉です。
すぐ近くの浜詰温泉(はまづめおんせん)と合わせて夕日ヶ浦温泉郷といわれることもあります。
泉質は単純温泉で、源泉温度は40度〜43度で「美人の湯」といわれます。



日本の夕陽百選にも選ばれた夕日の名所である夕日ヶ浦(浜詰海岸)周辺に温泉街が広がり、
旅館・民宿は44軒あるようです。



近くには夕日ヶ浦海水浴場があり、夏場は海水浴客で賑わいます。
温泉街にある旅館では、砂風呂を楽しむことができる旅館もあるようです。
近くには鳴き砂で有名な琴引浜があり、同地には露天風呂も存在します。



歴史は浅く、1980年(昭和55年)に主にオフシーズンの観光活性化のため
ボーリングを行ったものです。2年後の1982年に掘削に成功、夕日が美しい
砂丘地帯にあることからイメージアップのために「夕日ヶ浦」と名付け京阪神を中心に
PRを始めました。




後に本格的なカニ料理なども呼び水になり、引湯される旅館、民宿も増えて
宿泊施設府内随一の一大温泉地となりました。



“花ゆうみ”は良質の天然温泉「美人の湯」の広々とした庭園風呂で、
男女ともに滝の見える露天風呂、サウナ、泡風呂なども備えています。




夕日ヶ浦温泉の看板です。



小高い丘の上に旅館が建っています。



街のなかのある建物です。
なんでもこういう古い建物にピンと反応してしまうんですよね、
何処へ行っても。



この建物、何かの工場なんでしょうか…。
昭和30年代頃の薫りがします。



これは“湯けむり朝市”。旅館ご用達のこだわりの特産物を購入することができます。
地卵、地野菜、地酒、醤油など、
冬は松葉ガニなども朝市で販売されます。





ここはローソンの駐車場です。
こんな大きなカニのハサミが…。
向こうに見えているのは地酒の販売店だと思います。



“かに一番”は、松葉ガニや干物を中心に海産物を取り扱っています。
巨大なカニがとても印象的です。
国道178号線を走って来て、まずこれが目に入ります。



“かに一番”のなかにはこんなものが掲示されていました。
“丹後七姫伝説”
こういうものを見ると誘われてしまいますね。
左に見える“静御前”は義経の愛人です。
この網野町近辺が出身地のようです。
また、淡路島にも出身地説があるようです。



浦島太郎伝説の乙姫も左から二番目に見えますね。
うっとりです。



海岸沿いに温泉旅館が立ち並んでいるのはなんともいい感じです。
夏の夕暮れなんかは美しい光景なんでしょうね。



“夕日ヶ浦”ですから、この水平線に沈みゆく夕日がとっても綺麗なんでしょう…。
この写真は少し曇ってますけど…。
一度その夕日を見てみたいものです。